SOPHIE HICKS ARCHITECTS について

1990年、Sophie Hicks Architectsは、当時ロンドンのArchitectural Association (英国建築協会付属建築専門大学) の学生だったSophie Hicksによって設立され、以来継続的に進化を遂げてきました。

設立当初は個人住宅の設計に携わり、この経験から、顧客に耳を傾け、ニーズを理解し、ディテールに配慮することが優れた建築の鍵であることを学びました。

また弊社は、Sophie Hicksが個人的にアートに関心を持っていたことから、美術界にも長年にわたり携わってきました。
ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでの“Sensation, Young British Artists from the Saatchi Collection” (センセーション、若手イギリス人アーティスト – Saatchiコレクションより)、および“Picasso, Painter and Sculptor in Clay” (Picasso、画家と粘土の彫刻家) など、これまでに数々の美術展の設計を受託しています。

高級品が信仰された1990年代と2000年代には、建築的なブランド・アイデンティティをファッション会社に提供する仕事を受託しました。Paul Smithと協力して、エキセントリックな「家の中の店舗」と呼ばれるWestbourne Houseを設計し、Chloéのストア・コンセプトの開発と、これをベースとした世界100店以上の店舗の設計を担当しました。またYohji Yamamotoとは緊密な協力の下で、パリの旗艦店を設計しました。

弊社は、まず各ファッション会社のアイデンティティを理解したうえで、そのブランドの個性の進化を具体化する建築環境に置き換えるというアプローチをとりました。各プロジェクトの開始時にコンセプトを定義し、建築のプロセス全体を通してそれを基準として使用しました。この方法は現在、弊社の全てのプロジェクトに反映されています。
現在、弊社は不動産開発という新しい段階に入りました。投資家と協力して、興味深い建築を創造できるポテンシャルのある用地の獲得に取り組んでいます。